「アフリカ最大のスラム街」と言われるキベラへ行ってきた







どうも、旅人くじらです。

タイトル通り、アフリカ最大のスラム街と言われるナイロビのキベラ地区へ行ってきました。

ここを訪れるにあたって、前日に私の「スラム」や「貧困」に対する考えや想いを綴ったので、今回は実際に訪れてみてそれらに変化があったかと、現地で何を感じたかを綴りたいと思います。

世界最大のスラムに行く前に、今の想いを綴ってみる

2017.05.22

何の写真を撮ったかでその人の色眼鏡がわかる説

写真はその人の感性を映し出すと言う。

スラムに限らず、何か物事を見る時には必ずその人自身がもつ色眼鏡を通してみることになるが、写真はその人の考えやバイアスさえも映し出すのかもしれない。

カメラのシャッターを押すのは、紛れもなくその人自身なのだから。

スラム街で自分が収めた写真

まず、今回のキベラ訪問で自分のスマホに収めた写真を見て行こう。

その後で、感じたことを言葉にしてみる。

 

まず、キベラ地区まではバスで来た。

バスの車窓からキベラ。

JK軍団がバスに乗り込んできて窓を全開にした。

鼻を突くような匂いが漂って来る。

キベラには様々な商店が並んでいるが、

ここはサンダル売り。

よく見てると、、、

YouTubeサンダル、、、。

自分でもよく見つけたなと思う。

YouTubeやってなかったらこんなの絶対目に入らない。

さて、バスから下車してキベラを歩きます。

今回案内してくれたのはこのオレンジTシャツのビルダードさん。32歳。

彼はキベラに住んでいて、案内中に彼の兄弟や友人にたくさん出くわした。

空の蒼さは一級品だ。この青さには本当に惚れる。

ビルダード「ここは泥棒いないから心配しないでいいよ」

くじら「なんで?」

ビルダード「みんな家にトイレが無いからここで用を足すんだ。誰も近づきたがらないよ」

くじら「……。」

道なき道を行く。

学校に寄ったが、別にこういう写真を撮りたかった訳ではなかった。

ビルダードがカメラカメラ!ってうるさかったから、、。

みなさん授業中失礼しました。

アメリカの支援で建てられたクリニック。

美術館。

若者がここで絵を描いたり、創ったアートをここに持ってきて展示するそうだ。

これらは作り途中。

面白いね。個人的に好きだよ。

「お前も何か書け!何でもいいから!」と紙と鉛筆を用意してくれたけど、

いざ振られると何を書いたらいいのかさっぱりだった。

結局何も書けなかった・書かなかったのは本当に情けない。

みんな昼間っから酒飲んで陽気で、でも本当にいい人たち。

道ある道を行く。

線路ある道を行く。

今もこの線路を列車が通るんだって。

職人技です。

動物の骨や木材を使って削ってこのようなアクセサリーや道具をつくって売っているみたい。

もちろん全部ハンドメイド。

やっぱりこの空は世界と繋がっている。

ビルダード、案内してくれてありがとう。

帰りのバスの車窓から。自動車学校。

キベラは本当に広い。バスで行けども行けどもキベラ地区を抜けない。

キベラだけで経済圏が成り立っているというのは本当のようだ。

インフラ整備をしている車両には、

日本の国旗が。

以上、キベラで撮った写真集。

 

キベラで、私は何を感じたのか

スラムを訪れた旅行者が抱く感想は十人十色だが、大体次の2つのパターンに分けられる気がする。

①「可哀想・何とかしたい!」系

スラム生活者の劣悪な環境を目にして抱く「大変そうだ」という同情や共感。

さらには、社会の影や不条理・矛盾を見て沸き起こる問題解決思考。

②「貧しさの中にも笑顔が溢れている!」系

負のイメージが強いスラムの中に、人間のもつ普遍的な特性を見出す。

人との繋がり。笑顔。幸せ。懸命に生きるということ。彼らも同じ人間なのだと。

自分は、、、。

もちろんこれら2つのパターンはあくまで私の主観的な考えだ。

自分が現地を訪れ感じたことは、これらに分類するならば②番目の方だ。

 

街中の人が、家族みたい。いいなぁ。

 

これがキベラで一番感じたこと。

ビルダードと街を歩いていると、彼の友人だけでなく、顔見知りなのか初めて会ったのかわからないが、人に会う度に気さくに挨拶したり、世間話すら始めてしまう。

すごい、人があったかい街だなぁと感じるとともに、恐らくここでお金が無くなって食うのに困っても、死にはしないなと思った。きっと誰かが助けてくれる、コミュニティ内に自然とセーフティーネットが張られているなと感じた。

隣近所に住む人の名前も顔も知らない人が多い今の東京や日本社会で、少なからず心のどかで孤独感を感じたことのある自分にとってこのキベラの人と人との繋がりには憧れる。

そういえば、そんな憧れは、『ALWAYS三丁目の夕日』を見た時にも感じた。

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2017.05.09

「貧困」に対する想いの変化はあったのか

スラムを訪れたのはこれが初めてではない。

だが、『途上国の人々との話し方』という本を読み、貧困に対する考えが大きく変化してから訪れるのは初めてだった。

そして、結果、

 

変化はなかった。

 

行く前と変わらない。

世界最大のスラムに行く前に、今の想いを綴ってみる

2017.05.22

というより、ツアーで2時間ちょっと街を歩いて数人と会話をしただけでは、あまりに入ってきた情報量が少なかったのではないか。

最後に

自分は自分の色濃い色眼鏡をかけているみたい。気付いていても、それは外すことができないのかもしれない。

だから、複数の目で見ることで、また違った視点から物事を見れたり、新しいアイデアが発想できたりするのではないだろうか。

また機会があれば、誰かと一緒に行きたい。

 

それじゃ、またね。

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白尾 諒 (ShiraoRyo)
1995年静岡県生まれ。アジア・アフリカ14カ国を旅したVlogクリエイター。東京外国語大学アフリカ地域研究専攻3年。些細なことをきっかけに1年半前にYouTubeを始め、それ以来映像づくりにハマる。現在はビデオブログ(Vlog)を投稿中。






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白尾 諒 (ShiraoRyo)

1995年静岡県生まれ。アジア・アフリカ14カ国を旅したVlogクリエイター。東京外国語大学アフリカ地域研究専攻3年。些細なことをきっかけに1年半前にYouTubeを始め、それ以来映像づくりにハマる。現在はビデオブログ(Vlog)を投稿中。